本日。
『彼方から』の二次創作小説の第一部・第一話を投稿させていただきました。
以前から、どうしても書き直したくて仕方のなかった作品です。
原作とは、構成が大分違ってしまいましたが、『小説』として書くのであれば、この方がいいかなと、思いまして……
ご意見、ご感想があれば、何なりと――
時間が空くとは思いますが、第二話も書き直して、いずれ投稿させていただきます。
よろしくお願いします。
止まっ た 時間 の 中 で 私 は
猫と旦那と小説と *arms(彼方から)
彼方から 二次創作
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OKな方は続きをどうぞ (左下の "more open? "
別の客に接しながらも2人の方を見ながら気にかけていたガーヤ 彼女はあることに気づいた (左腕…?) ノリコはイザークに触れるときは必ず左側から 決して右手、右腕に触れることはない 「左腕?」 思い立ったら即実行がガーヤの持ち味 気になったので直接ノリコに聴いてみた 「ノリコは絶対にイザークの右腕と腕を組まないだろう?どうしてだい?」 「あ、ああ」 ノリコは合点がいったようで笑いながら話してくれた 「いつのことだったかなぁ…イザークの右腕を払われたことがあるんです」 「え?」 「ひったくりを捕まえようとして私の手を離したんですけどね」 拒絶、と誤解したガーヤはノリコの笑顔で力を抜いた 「そのとき私よそ見してて、つまり払われてバランスを崩して転んじゃったんです」 「あー、ああ」 「運悪く前日まで雨だったらしく、私は泥だらけ」 そこでノリコはうぷぷぷ、と口に手を当てて笑い始めた 隣にいたイザークが憮然とした顔をしている 「あのときのイザークの顔。私よりも呆然としてた」 「仕方ないだろう?まさか手を外した結果があんな風になるとは思わなかったんだから」 思い出し笑いが止まらないノリコのおでこをイザークは突いた よろりとノリコがよろける 「何するの?」 「いや、何となく」 「何となくで突かないでよ」 じゃれ付く2人を見ながらガーヤは唖然とした つまりノリコが左腕につかまる理由はイザークの利き手が右だから イザークがここ数日左腕を見ていたのは、多分 「ノリコの重みが足りなかったんだね! !」 「「……」」 2人は突然聞こえたガーヤの大きな声に驚いてじゃれつくのを止めた そしてガーヤを見るが、彼女は何かに納得するようにうんうんと頷いていた 「おばさん?」 「うんうん、分かった。イザークは物足りなかったんだね」 「ガーヤ?」 「うんうん、そうと分かってなんか嬉しいよ」 「「?? ?」」 ひとり悦に入るガーヤに2人は首を傾げた 「どうしたのかしら、おばさん」 帰り道、ノリコは未だ首を捻っていたがイザークは何となく分かり始めていた ここ数日周囲の人間からもらう「左腕」に関する問い合わせ そして今自分の左腕に絡まっているノリコの腕 しっくりする重さ 安心する温かさ 無ければ落ち着かないほど身体に馴染んだもの 「ノリコ」 「?イザーク?」 すっと腕を抜いて位置を変え、自分の右腕にノリコの手を乗せる ノリコは首を捻りながらも、自身の腕をイザークの腕に絡めた そのまま数十歩前に進む 「何か違和感」 「だな」 2人は同時に動いて右と左の位置を変える 「やっぱりこっち」 「だな」 ノリコはイザークの左腕に腕を絡めながら楽しそうに笑った そんなノリコを見てイザークも嬉しそうに微笑んだ 「なるほどね~」 2人を偶然見かけたアレフ なにやら左右を入れ替えてじゃれている2人を見て謎が解けた 「左腕があいているとバランスが悪いわけだ」 クスリと笑う 「まるで比翼の鳥、だな」 明日からまたイザークをこき使うプランを練りながらアレフは警備隊の詰め所に戻った - END -
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